東日本大震災から3年を迎えて

 東日本大震災という大震災に見舞われたあの日から早くも三年という年月がたちました。いわきの復興は順調かと言えば、胸を張って何事も順調と言える状況ではないかと思います。

 需給バランスの崩れによる、骨材、砂、生コン等の不足、技術者、技能労働者の不足等、様々な課題、問題点が生じている状況にあります。ですが、あれから三年、着々と復興が進んでいるのは事実です。復興が進むという事は市民、地域社会の安全が守られ、地域再生の第一歩と言うことを常に頭に入れて、これからもできるかぎりの復興事業に貢献して参りたいと思います。当社としましても、復興事業に携わらせて頂いております。その一例を紹介致します。

発注者    福島県小名浜港湾建設事務所
工事番号   第13-41400-0088号
工事名    漁港災害復旧(再復)工事(海岸堤防)
工期     H25.11.19~H27.12.28
請負額    658,800,000-
現場代理人  櫛田
主任技術者  阿部

工事の無事故、無災害を祈り安全祈願祭を取り行いました。

工事着工前の安全祈願祭の様子

工事状況…本体工事へ取り掛かる為の仮設道路を作り、既設ブロックを仮置きしている状況です。

 当現場は海沿いという事で天候、潮等に大きく影響を受ける現場であります。現場が工程通り進み、無事故無災害による竣工を迎えられるよう切磋琢磨し、現場を円滑に進めてもらえればと思います。地域住民の方々、工事現場近隣で事業を行っている方々へはご迷惑、ご不便をおかけしますが、ご協力とご理解のほど、宜しくお願い致します。

 追伸
 この場をお借りして、東日本大震災によって被災された皆様方へお悔やみとお見舞いを申し上げます。
震災から三年が経った今でも癒えない傷を負った方々はたくさんいらっしゃると思います。その心の傷はこれからどれだけの年月が経っても完全に癒える事はないと思います。私たち吉多美工業、そして従業員一同はそういった方々を極力減らす為に、公共事業を通じ、復興事業に真剣に取り組んでまいります。それが亡くなられた方々被災された方々への何よりのお悔やみとお見舞いの気持ちだと信じて、建設業に携わっている者としての使命だと信じて全力で取り組んでまいります。
 改めてになりますが、亡くなられた方々被災されたすべての皆様方に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに復興事業に全力で取り組んでいく事をお約束いたします。